今日もお越し下さってありがとうございます。
coccoの今までのことを振り返ったり、現在進行中のことを書いたり、その日その日で気ままに書いておりますので、せっかく遊びに来て下さった方々には、読みづらくて迷惑かけちゃっているだろうな…と思っていました。
記事のカテゴリーを細かくしてみましたので、よろしかったら「カテゴリー」もご利用頂けると嬉しいです


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今日は、「悪夢の宣告の日」のことを書きます。
なんかおかしい・・・なんかヘン・・・と、思い続けて、その間に幼稚園の担任S先生とも相談し、児童相談所や小児精神科がある病院へ行ったりしました。
最初に行った病院。忘れもしません。
車にcoccoを乗せて、1時間半かけて行きました。
確か30分程度の口頭での話の後に、なんの検査をすることもなく、いきなり・・・・
「
知恵遅れですね。3才くらいの程度です。(←当時、4歳半くらいだったか・・・)」
ガーンガーンガーン・・・・


ち、ち、ちえおくれ、って・・・。当時、その言葉が妙にドックンドックンと脈打って、頭の中に鳴り響いたのを覚えています。
しかし、「知恵遅れ」って・・・

。
なんか今じゃ、聞き慣れない言葉です。こんな言葉、今は使ってないんじゃないかな。。。ひどくドドーンと重くのしかかる言葉です。
元夫は、当時coccoのヘンなところをあまり感じなかったようですし、また「へん」だということを受け入れたくなかったのかもしれません。
「オレはそう思わない。」の一点張りだったので、病院へも私一人で連れて行きました。
その日の帰り道は、一体どこをどうやって帰ってきたのか…覚えていません。
知恵遅れ・知恵遅れ・
知恵遅れ・・・・・・
頭の中で、ずっとずっとその言葉だけが廻っていました。
泣きました。焦りました。動揺しました。息苦しくなりました。吐きそうになりました。
そういう時って、嗚咽ではないんですよね。ただただ、絶え間なくポロポロと涙がこぼれるだけでした。
車の運転苦手なのに

道もあまりよく分からない遠い病院だったのに

、よくもまあ、あの精神状態で車の運転をしたものだ、と今思えば怖いくらいです。
その後、何の検査もしないで「知恵遅れ」と診断した先生のことを信頼できず、他の先生に診てもらいたい!などどボヤいたのですが、それは私のアガキでしかなかったのかもしれません。
その後、児相や大学の研究室、民間の検査機関、療育機関など、ありとあらゆるところへ行きました。
どこへいっても診断名が違っていました・・・

当時の私は、「coccoは一体なんなんだ

何を信じればいいんだ

」 と、気が狂いそうになりました。
今思うと、どれもこれも自閉症スペクトラムの一連の繋がりの中に位置付けられている診断名だったなあ、と思います。
「特定不能の広汎性発達障害」「高機能自閉症」「アスペルガー」などなど・・・色々な診断名にころころと変わり、診断名取得難民になっていました。
結局のところ、カナータイプではない大きな枠の自閉症の中のどこか、そのあたりに属しているのだ、ということで今は落ち着いています。
きっちりした診断名を受けるというよりも、こういうところに属している、という現実を受け止めれば良いかな、と思っています。
発達障害は、個々の特性・特徴が多岐にわたっているので、診断名を限定するのは難しいのかな。年齢によっても言動が変化してくるし・・・。
何か書類を書いたり証明を受けたりする時は、診断名が必要になってきますので、その時だけ「広汎性発達障害」ってことで書いています。
あ・・・話がズレましたが・・・・
「目の前真っ暗」「頭をトンカチで殴られたような」って、あの日のようなことを言うのかなあ。。。
私の人生が、それまで思いもしなかった方向へ転換していく最初の日だったのかもしれません。
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知恵遅れって、昔言ってましたね~。
今は使わないでしょう。
かなり前ですもんね~、息子と同じ年代だから、発達障害なんてメジャーじゃなかったし(汗)
頭を殴られたような、って感じですね。
そこで終わらないですしね。
診断名もどうなんでしょうね。
うちも変わっていくような気はします。
LDは変わらない気がしますが・・・。